飽きひん秋田ツアー||中編||

晩御飯の為に寄ったのは、比内地鶏料理を堪能できる秋田比内や。わかりやすいネーミングです。

名物の親子丼と一緒に注文したのは、郷土料理だまこ鍋。というのも、当日インスタを見てくれた友人(秋田美人)から、きりたんぽもいいけどだまこ鍋がオススメ!と推奨銘柄があった為です。

まずは親子丼ですが、ビジュアルから美味しいです。ダシが効いたトロトロ玉子に鶏モモ肉、下に控えるは白米。

丼のアタマの部分、そこには旨味のみが存在していました。注目すべきは鶏肉で、華やかな炭の香りが鼻を抜けます。炭火焼きしたモモ肉が玉子にとじられていて、このひと手間が風味をさらに昇華させています。

この親子丼。作り手は、鶏料理をより美味しくすることに人生の全精力を注いでいるかのような、そんな人物だと思われます。少なくとも、こんな素晴らしい丼を800円で提供するのは安すぎると思いました。

次に食したのはだまこ鍋。ウィキペディア氏によると、だまこ→粒が少し残る程度にはんつきにしたうるち米を直径3センチほどの団子状にしたもの、とのこと。

きりたんぽとはまた違うおいしさがあり、また、鍋の出汁も極めて優秀です。しかしながら今回ばかりは共演した相手(親子丼)が強烈すぎました。もしくは、食べる順番を間違えました。
比内親子のインパクトが強すぎて、だまこの良さを真っ直ぐに見ることができませんでした。次回は単体で向き合いたいと思います。

旅の次の工程は、能代市にあるYSK夫妻の愛の巣にて、二次会。その日みんなで選んだ肴をアテに宴をしました。
チーズといぶりがっこの組み合わせは常に裏切らないですし、オススメしてもらった地酒(パック)も案外イケるもんだと驚きました。

愛の巣から徒歩5分、用意してくれていた別邸まで送ってもらい短く長い1日目が終了。

翌朝。
別邸をでて眠い目をこすりながら車に乗り込み、男鹿観光案内所へ行きました。ここにはとても大きいなまはげさんがおられます。

記念撮影もほどほどに向かったのはなまはげ伝承館。
毎年大晦日に、今でも行われているなまはげさんの訪問を体験できたり、なまはげ文化を奥深く学び知ることができます。
無事、文化の伝承が(少しだけ)完了したので、真山神社や万体仏をお参りしその地を後にしました。
この時はまだ、入道崎にある食事処で食べるランチに驚愕することになるとはまだ知る由もありませんでした。

続く。

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