飽きひん秋田ツアー||前編||

ムスタファ(Mustafa)です。

先日、1泊2日で秋田へ行ってきました。能代市に住んでる大学時代の後輩とその奥様が、(控えめに言って)最高のツアーガイドをしてくれましたので、その内容を公開することにより、どなたかが東北旅をする際の一助となれば幸いです。

自己満足で書いている部分が多分にありお目汚しするかもしれませんが、ご容赦くださいますようお願い致します。

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早朝。
伊丹発→秋田空港行きの飛行機に乗り込み、1時間半ほどJALのパイロットの方に身を委ねると、そこは秋田市でした。迎えてくれたのはYSK夫妻。

YKS夫は学生時代の後輩であり、ゼミの合宿では漫才コンビ(素人)を組んだ仲です。3年程前に台湾で再会してから、会う頻度が激増している盟友であります。

話は戻って秋田県。車に乗り込むと、驚くべきものを手渡されました。

旅のしおり-秋田編-
スケジュールみっちり。私が行きたいと伝えたところもプランに入っていて心遣い、配慮に感動を隠せませんでした。
中身はこちらで、ほとんどこのルート通りに行動したので、秋田の観光スポットを知りたい方やお時間ない方はここまで読めば充分かと思います。

車で早速向かったのは、安藤醸造。
調べてみると、創業嘉永六年 味噌・醤油・漬物・特産品の老舗とあります。

施設に入るとすぐ、KSY旦那から勧められ試飲用のスープを飲みました。
この白だしを10倍に希釈したものということでしたが、驚くべき旨さ。秋田名物のしょっつるも含まれているそうで、即この白だしの購入を決めたといえばその良さが伝わるでしょうか。

おかず味噌やいぶりがっこを試食し、秋田の地酒を数種類試飲したあとは、施設内のごはんやさんでブランチを頂くことになりました。

注文したのは狩場焼き定食。
定食には、がっこバーがついており、がっこが食べ放題です。

運ばれてきた定食に目を移しますと、まず気になるのはメインとなるおかずである狩場焼きです。固形燃料のお陰でアツアツが続きます。
味はと言いますと、美味しい味噌が野菜や鶏肉、マイタケに染み込んでいて、ご飯がとてもすすみます。ほんのり香る山椒もまた、食欲を増進させます。

しかし驚くべきは白米の美味しさです。一粒一粒、噛むごとに旨さが爆発し口内に幸せが広がります。
続いて味噌汁、初めてみる海藻が印象的でしたが色合いもよく、お味もとても上品でした。がっこは言うまでもなく、ご想像の通りです。ご馳走様でした。

ごはんやさんを後にして、案内してもらったのは施設内のソフトクリーム屋さん。なんとデザートまで考えていてくれてるなんて、粋な計らいです。

しかし困りました、しょうゆソフトクリームとは。こういった半分ネタのようなソフトクリームでいい思い出がないので正直抵抗がありましたが、思い切って食べてみると、super tasty(とても美味しい)でした。
言葉で表現するのは難しいですが、思い込みや偏見が邪魔をしてチャレンジしないのは勿体ないことだという教訓を得ました。感謝ですKSY夫妻。

安藤醸造を後にし、続いて向かったのは角館武家屋敷。

桜が有名で、開花が楽しみとのことでしたが、満開はもう少し先のようでした。観光客は大勢いて、出店やお土産屋さんがたくさんあったので、周辺を徘徊しました。

この近辺で私が持ち帰ることに決めたのは、はたはたのオイルサーディン。反則的なくらい美味だったので、今後どこかで使いたいと思います。
お次に向かったのは田沢湖。日本で最も深い湖だそうで、湖とは思えない美しさ。コバルトブルーです。
周辺の、縁起の良さそうな場所や神社仏閣にいくつかお参りさせてもらったり、湖近くの浜辺?で遊んだり綺麗な湖とその近辺を堪能しました。

17時半ごろでしょうか。到着したのは湯瀬ホテル。ここの温泉は日帰り入浴ができ、なんとじゃらんでここ5年以上No.1の温泉に選ばれているとのことです。秋田県内にどれだけの数の温泉があるかわかりませんが、ずっと1位とはこれまた素晴らしい場所に連れてきてもらいました。
感想はというと、私が今まで体験してきた中で1番かもしれない、というくらい素晴らしい温泉でした。露天風呂が特に素晴らしく、間近で流れる川、そしてその背後にそびえ立つ山々に悠然と身守られながら、お湯に浸かるのです。まるでそこは、自然と一体化した銭湯のようです。

超気持ちいい!
思わず、誰しもがそう叫びたくなる事と思います。マジックアワーと呼ばれる時間帯に入浴できたことも、その場の雰囲気をより高めたことは間違いありません。
秋田に行く機会がありましたら、ぜひ身をもって体験して頂きたいと思います。

身体も心も、車内もホカホカとなった我々は、晩メシを求め秋田地鶏の聖地である比内へ向かうのでした。

続く。

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