タコス座学 第五話「トッピングとサルサ」

トルティーヤにのせるメインの具材に関しては多岐に渡り、正直1ヶ月やそこらメキシコで生活したところで到底その理解には及びません。

基本的になんでもありというのが現時点での結論です。

牛、豚、鶏、魚介類、野菜、豆類、米、きのこなど、なにもかもがトルティーヤの上に乗り得るのです。

(豚の場合は、こと細かに食べたい部位を選べることが多い気がします)

ですので、具材に関しては省略します。

ただし、タコスにどんな種類があるのかという説明を六話目以降で説明するつもりです。

そのときに具材についても触れます。


今回は、トッピングとサルサについてです。


◎トッピング

・玉ねぎとパクチー

一番多くみられるトッピングがこの二つです。

どちらもみじん切りにされています。

大きく2パターンあり、店の人がのせてくれる場合と、セルフでのせる場合があります。

お店の人がのせてくれる場合は、自動的にのせられるか、聞いてくれるかです。

パクチーが苦手な人は店員さんに"no cilantro"と伝えましょう。


・ライム

メキシコではレモンと呼びます。日本でよく見かけるライム(タヒチライム)よりも小ぶりです。

このライム、正式名称はメキシカンライムまたはキーライムといいます。


◎サルサ

サルサはスペイン語でソースという意味ですが、ウスターソースなどとは違い、トマトや玉ねぎ、唐辛子などを刻んで作ります。

サルサは家庭によってもお店によっても変わります。市販のものもあります。

つまり数えきれないほどの種類があります。

ちなみに日本にいたときにカルディで市販のサルサをみていたら、どれもアメリカ産でした。

メキシコ産のサルサも探せばあるかもしれませんがこちらのタコス屋さんはどこも自家製で

市販のを使っているお店はほとんどありません。

市販のサルサも一応おいているお店がありましたが現地人で使っている人はみたことがないです。

どのお店も自家製。といってもよくみるのもあるので、今回は代表的なサルサをご紹介したいと思います。


・サルサメヒカーナ

みじん切りにしたトマト、玉ねぎ、ピーマン、ハラペーニョに塩を加えたものです。家庭によって独自の味があり、にんにくやシラントロ(香菜)を加えることもあります。


・サルサベルデ

ベルデとは緑という意味。トマティロといって緑のトマトと玉ねぎ、ハラペーニョを使ってつくります。辛さや具材は様々です。


・サルサロハ

ロハとはスペイン語で赤いという意味。トマト、玉ねぎ、にんにく、ハラペーニョを煮詰めて使った赤いサルサは、ピリッとした辛さが身上です。

・ワカモレ

アボカドに、刻んだ玉ねぎ、レモン汁、塩を加えたディップです。好みでにんにくやシラントロ(香菜)、トマトなどを加えることもあります。


サルサは、セルフで好きなものを好きなだけかけて食べるのがメキシコ流です。

トッピングもセルフの場合はかけ放題です。

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